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『ポートレイト・イン・ジャズ』

また最近乱読癖がひどくなり、手当たり次第に読んでます。
私にとっての連休初日、手に取ったのはこれ。

ポートレイト・イン・ジャズ』和田誠(絵)・村上春樹(文)

基本的にこういう、異なる分野の方のコラボものは手にとってしまいます。
数年前に読んだ『モニカ―音楽家の夢・小説家の物語』なんかも面白かった。
(ちなみにこれは坂本龍一が見る夢(睡眠中のね)を書き留めて、そのメモを元に村上龍が短編を書くというやつで、面白い試みでした。一回さらっと読んだだけだけれど、不思議と印象に残っています)

話を戻して、今回の本。
和田誠さんの個展での作品の絵を元に、ジャズメン一人ひとりについて
村上春樹さんがぽつぽつと語る、という感じで、「地味」な本です。
でも、二人とも絵や文を通して、本当にジャズが大好きなんだなぁ~
という緩やかな空気が流れていて、休日のなんてことない午後に読むには最高。
中でもルイ・アームストロングがなぜ、トランペットを手に取ったか?という小咄は秀逸です。
ちょっとジーンとくる。

雨の日との読書にお勧めです。
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by naomy7727 | 2006-04-26 23:46 | Books+

「夜のピクニック」/「東京奇譚集」

本日、休暇最終日。というわけでちょっと纏めて2冊分感想文書きます。

はぁ~昨日やっと読みました・・・「夜のピクニック」。
もう3ヶ月くらい本棚にあって、手にとっていなかったの。
(意外と厚みがあるんでね)

第2回本屋大賞の堂々1位。
第1回の小川洋子著「博士が愛した数式」がとてもよかったので、続けて買いました。

いやぁ~よかったですね。
なんというか、「正しい」青春小説でした。
甘酸っぱいし、ほろ苦いし、繊細だし、後ろ向きでいて前向き。
Amazon.comのカスタマーレビューでは、「青臭い」と言う人もいましたが
そういうのこそが青春小説の醍醐味じゃないか!と思う人は楽しめると思います。

しかし、1年目の受賞作品と2年目の受賞作品を読んで思ったのは、
本屋さんは「静かに、じんわりと感動が来る」本を売りたい、
という思いが強い人が多いのかもしれない。
いずれの作品も、あらすじ自体はそれ程センセーショナルでもなく、
事件性が高いわけでもない。
「動」よりは「静」。
(の割に、受賞後は帯がセンセーショナルになるのがなんですが)
本屋さんの努力でベストセラーになった、という感じの本ですね。
流行りモノミステリーよりも「発掘して売った」感が会っていいのかも。
でもそういう役割をきちんとこなしてくれる本屋さん(CD屋さんもそうかな)って
貴重ですよね。専門職、という感じがする。
秋の夜長にはぴったりの本ですね。

逆に、秋の昼間に、喫茶店とかで読みたい感じなのが、
村上春樹著「東京奇譚集」
春樹さん節全開の短編集。
でももっと「奇」な感じかと思っていたら、今までの春樹さんの短編で普通に出てくる程度でした。
なぜ、今回に限ってこのタイトルだったのだろう?
これまでの話も、おそらく東京を舞台にしているものが多いし、十分「奇譚」なのになぁ。
収録作品中、書き下ろしの「品川猿」が、捻りが聞いていて面白かったです。

さて、来年の本屋大賞はなんでしょうか。
結構、2作とも好みだったので、受賞作品リストを探して2位以下も読んでみたいな。
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by naomy7727 | 2005-11-04 11:29 | Books+

いまさら、ダヴィンチ・コード

本当、今さらですが、「ダヴィンチ・コード」を読破しました。
ミステリー系って普段はあまり読まないのよね。
(なぜならすぐ結論を知りたがってしまうので)
パリ行きにあたり、機内で気分を盛り上げるために読みましたが・・・

おもしろかった!
よく調べてるなぁ~という感じの本です。
私は「知識も得られる小説やマンガ」って昔からすごくはまるのですが
これは本当に勉強になりました。
あまり数を読んでいないので評価するほどの見識もないですが、
ミステリーとしてもかなり最後の方まで犯人が分からず
よく組まれてるなと思います。

内容については読んでみて、としかいいようがないのですが、
キリスト教の教団としての「裏」の部分をかなり深堀しています。
このあたりの話は、最近ドキュメンタリーなんかもでていたので、
結構ファクトを書いていると思う。

かなり長いけれど、飽きずに読めました。
(さすがに難解な部分もあり、一気読みは出来なかったけれど)

ちなみに、この本が好きな人はたぶん、
中島らも著の「ガダラの豚」という本も楽しめるんじゃないかと思います。
こちらの本は、アフリカの民俗学をものすごい深く掘り下げて、
らもさん流の素晴らしい文章で綴られた、サスペンス?ミステリー?です。
ところで、サスペンスとミステリーの違いってなんだ?
誰か知っている人ガいたら教えてください。
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by naomy7727 | 2005-11-04 01:06 | Books+

『プロ論』

最近、読書にあんまり割く時間が無くて
(というか、音楽に割きすぎて・・・うう)
本屋にいっても雑誌しか買っていなかったのです。
買った本も読まないままたまっていた。

やっと今週末、手を出した本があります。
「プロ論」By B-ing編集部

基本的に私の読書姿勢はかなり雑食性なんですが、
普段はあんまりビジネス書とかって読まないんですね。
だって、月曜日から金曜日、朝から夜中まで仕事して、
家に帰ったときに「どうビジネスをすべきか」という本を開く気持ちには・・・
とてもなれないんですよ。そんなもんじゃない?
私がわりと現実逃避型であることも関係しているとは思いますが。
本とか音楽とか、映画とかもそうですが自分の右脳をきちんと使わないと、
左脳もうまく動かないみたいです。

でも最近色々と仕事について思うことがあって、本屋をぶらついていたら、
平積みコーナーにこれが置いてあった。

今まだ中盤ですが、結構おもしろいんですこれが。

基本的にはB-ingで連載されていた、日本の色々な「プロ」の人の話を
まとめたインタビュー集。
それこそカルロス・ゴーン、楽天・三木谷浩史、オリックス・宮内義彦なんて
いうビジネス界の大御所・若手リーダーの話もありますが、
この本の面白いところは
例えば古館伊知郎とか、作家の横山秀夫もあれば、
養老孟司、イラストレーターの安西水丸(村上春樹作品ではお馴染み)
笑福亭鶴瓶やとんねるずタカさん、ラグビーの平尾誠二、
糸井重里さんなど、本当に多ジャンルの「プロ」がでてくるんですね。

で、連載という性格もあるのか、一つの方針を示したりしていないの。
色々な人が色々な意見や生き様、スタイルがあって、
「まあ色々あるから参考にして」って言う感じのドライさもあって。
こういう本は非常に押し付けがましくなくて好きです。
(こうあれ!みたいな本には、逆に割と引いてしまうの。アマノジャクだからね)


特に、今日読んだ中では、糸井重里さんがメッセージとして出していた、
「やりたいことを高らかに宣言しなさい」というのが良かった。
スカパラの冷牟田さんも以前、インタビューで
「アメリカ行きとか、決まってなくても行く、って言ってれば、
そういうプレッシャーを自分達にかければ、絶対にそういう機会は巡ってくる。
いわなきゃ何も変わらない。まずは宣言すること」みたいなことを
いっていたのですが、同じですね。
「有言実行」のかっこよさ。黙っていれば、自分でやろうと思っていて、
でも踏み出さなくて終わったって、誰にも攻められないし、
かっこ悪くもない。
でも、やらない確立がそれだけ増えちゃう気がする。
特に、私みたいな「見栄っ張り」には、「宣言して自分を追い込む」のが
あっているかもな、と思ったりした。

20代も残り1年半。
そろそろ仕事に対する自分のスタンス、ポリシーを固める時期かな,と思っています。

ちなみに、次に読む予定の本は、
昨年度の本屋大賞で1位にかがやいた、
「夜のピクニック」By恩田陸

昨年の本屋大賞「博士の愛した方式」が本当に本当に、大当たりの作品だったので、
今年も期待しているのです。

ではこれにて。ciao。
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by naomy7727 | 2005-07-11 01:52 | Books+

言葉について

明日は関東、大雪らしいですね。
夜半から明け方にかけて振るらしい。

ところで、夜半っていう言葉、かなり好きな言葉の一つです。
「夜中」とかよりなんかふんわりしていて古風で。
明け方より夜明けの方がいいのとおんなじかな。

結構、言葉が好きで言葉使いには色々気を使いたいなと思いつつ、
なかなか実生活でそうそう風流に暮らすことは難しい。
(特に平日のうち、1日14時間とかを会社で過ごしているとね)
言葉遣いのキレイな人、言葉を大事にする人はあこがれるなぁ。
それだけでその人に好感を持ってしまう。
といっても、すごく面白いとか変わったことをいうとか
かっこいい台詞回しをするとかではなくて、
ちょこっと使った言葉にセンスが光るっていう感じかな。
フレーズよりは言葉に反応します。

「昨日徹夜しちゃって」よりも「気がついたら夜が明けてたんだよね」
っていう方がちょっといいように。
(わかりにくい?)

ちょっぴり物語風、というのが刺さりますね。
だって現実的に、谷崎潤一郎さんとか村上春樹さんの小説に
出てくるような言葉を発言していたらちょっとびっくりするでしょう?
(でも文学としては一流だと思います。本当に)

そういう意味では、文語として好きな文体と、
口語として好む文体は結構違うかも。

そういう意味では、いわゆる育ちがいい人はやはりきれいな
言葉を話すよね。どんなにカジュアルでも。
まえ 中村獅童が話しているのを聞いたときに思ったもんなぁ。
若者っぽいんだけれど、言葉が非常に洗練されていて・・・
丁寧。


逆に、嫌いな言葉、嫌いな言い回しというのは文語も口語も
共通していて、余りに装飾的なのは好みません。
過度に修飾語が多くて様になるのってすごい才能だと思う。
今まで生きてきた中で、修飾語の使い方が素晴らしいと思ったのは
Lucy M. Montgomery(赤毛のアンの作者)の
英語版だけだもの。和訳版はやはりしつこくて好きになれなかった。

言葉って難しいなあ。
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by naomy7727 | 2005-03-03 22:31 | Books+
当初の予定は活動期。いまやライブ日記。
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